●介護の資格について

 

kaigo2013年から、通信講座でも学校に通ってのスクーリングが必要となりました。

 

このため、通信講座+施設実習のみで取得できたヘルパー2級が、通信講座+学校+施設実習+筆記試験の合格で「介護職員初任者」という資格を得られるという流れになっています。

 

 

この資格はなくても仕事に就くことは一応可能ですが、保持している方が就職に有利であることは間違いありません。

このあとの、上級(+経験)資格に挑戦する際にも必要な資格です。

 

●介護の仕事の種類

 

介護の仕事は、大きく2つの分野に分かれます。

それは、「訪問系」と「施設系」です。

 

簡単に書くと、訪問介護サービスを提供する会社に登録し、要介護者がいる家まで派遣されるのが、訪問系。

 

一方で、老人ホーム(特別養護老人ホームなど)にいて、ほとんど外出することなく施設内で介護に携わるのが施設系。
訪問介護には、家事などを代行するものや、看護師と同行して入浴サービスを行うものなどがあります。

 

●どちらが良いのか

 

この2つのどちらが良いのかは、あなたが仕事に携われる時間の長さや、外出した方が気がまぎれるなど性格にもよる、と、人によって違いがありますので一概にはいえません。

 

ある程度まとまった時間でしっかり働きたい場合は、施設系の方が良いかもしれません。
ただ、施設系は夜間勤務が殆どといっていいほど必ずあります。

 

●仕事の内容は

 

訪問介護や施設の場合、食事の介助や身の回りの生活介助、排せつ介助など多岐にわたります。
一人が1つの仕事をするのではなく、何人もの要介護者に関して色んな仕事を任されます。

 

体力も、忍耐力も必要です。
仕事が交代制の施設の場合は、引き継ぎをしっかりする必要があります。

 

訪問系の場合でも、ケアマネージャーなどと連携する必要があり、どちらにしても、コミュニケーション能力や「ヒヤリハット」(重大な事故や過失の一歩手前のこと)に気づける能力が求められます。

 

大切なことは介護される方への思いやり

 

kaigo2私が介護に携わったのは数年ではありますが、その時の事を書きたいと思います。

 

介護職に就くにあたり一番大切だと感じたのは「相手への思いやりと心遣い」です。

 

最近は「高齢化」で施設を利用するお年寄りの方も増えていますから、介護をしていると色々な方と出会います。

 

「穏やかな方」や接しやすい方」ももちろん多いのですが、お年寄りの中には「気難しい方」や「自分の中にあるこだわりを曲げたくない方」もいらっしゃいます。

 

そういった「少し癖がある」という方でも、しっかりと介護をしなくてはなりません。

 

例えば私が出会った「気難しい方」の場合、「他人に介護される事に慣れていない。だから気恥ずかしい。」といった旨の事を、ぽろりと教えてくださいました。

 

きっと、家族でもない他人に「自分の弱さ」を見せる事に抵抗があったのでしょう。
私はこの方と接する時は、この方の趣味である「庭木」の話をしていました。

 

趣味の話をする事で少しでも明るい気持ちになっていただけたようで、段々と世間話の様な会話もしてくださるようになりました。

 

この方のように介護される側の方が「不安」や「抵抗感」を抱えている場合、それを少しでも和らげてもらう事が介護する側には求められると思います。
まずその人の心情に気づく思いやりと、それに対する様々な心遣いが必要になるのです。

 

介護をするにあたり「介護資格」について必要かどうか気になさる方がいますが、私は最低限「ヘルパー資格は必要」(※現在は介護職員初任者研修)だと考えます。

 

「介護をしながら覚える」という手段もありますが、実際の介護の現場では「介護をどうやるかを教える」余裕はあまりなかったように思います。

 

介護の仕事は沢山のお年寄りの方のお世話を限られた時間で行う必要があるので教える方も負担が増えますし、教わる側も頭に入っていかないのではないかと思います。

 

また介護を受けるお年寄りの側からしてみても「自分が練習台になる」という事に不安を感じる方は少なからずいらっしゃるのではないでしょうか?

 

「介護資格」は個人でもある程度勉強ができますし、資格取得の為に実習付きの講座を開いている場合も多く見受けられます。

 

介護に携わる際はぜひ「介護資格」を取得する事をおすすめします。