わが町の介護保険事業計画
平成12年にスタートした介護保険は、この春4年目に入る。これまでの3年間の経験をふまえて国レベルでは、介護報酬の見直しが行われ、各自治体で“第2期介護保険事業計画”に向けての策定作業が行われている。「お年寄りが安心して生活できる」ための福祉施策、各自治体(市町村)では、3年間の実績・経験をふまえてどんな事業計画(保険料を含む)を立案中なのか・・・。
「わが町の介護保険事業」を6回シリーズで紹介する。
3月10日号 − 電話訪問 2003 −
<わが町の介護保険事業計画(6)> |
将来、各島内でサービスの完結を!
沖縄県介護保険広域連合 総務課長 宮城洋子さん |
| 34市町村:人口:386,962人 |
高齢化率:15.7%(平成14年10月現在)
*0.8%増加(平成12年10月比較) |
認定率:17.5%(平成14年10月現在)
*1.5%増加(平成12年10月比較) |
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宮城 洋子 さん |
| ○ |
これまでの3年間の事業について |
他県と比べ、サービス(住宅・施設とも)はかなり利用されてきた。そのため保険料も全国一の高さ。しかしその一方で離島等では十分なサービスが提供できないという悩みも抱えてきた。
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| ○ |
今後の保険料 |
| 今後3つのランクに分ける(6年間に限り) |
1ランク 3,217円( 7町村)
2ランク 4,333円(11町村)
3ランク 5,225円(16市町村)
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| ○ |
市町村との役割分担 |
| 広域連合 → 介護保険事業 |
| 市町村 → 住民の健康増進、介護予防、生活支援事業 |
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3月3日号 − 電話訪問 2003 −
<わが町の介護保険事業計画(5)> |
“民活”: 民間と行政との一体感の醸成
北海道栗山町介護保険福祉課 介護保険係長 小野司さん |
| 栗山町:人口:14,980人 |
高齢化率:約25.98%(平成14年12月現在)
*1.8%増加(平成12年4月比較) |
認定率:15.3%(平成14年12月現在)
*2.8%増加(平成12年4月比較) |
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小野 司 さん |
| ○ |
これまでの3年間の事業について |
ケアカンファレンスを平成5年より毎週2〜3回、ケア会議は月1回開催し
施設・在宅サービスの実務者と情報の共有とアドバイス
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| ○ |
NPO含む民間のサービス提供事業者が立ち上がり |
すべてのサービスが受けられる体制が整備された
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| ○ |
今後の保険料 |
| 現行 3,034円 ⇒ 3,900円(予定) |
主に特養100ベッド、老健100ベッドをはじめ施設関連費用が増加要因
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| ○ |
介護予防・健康維持に疾患の統計分析、介護保険事例集で啓蒙 |
介護状態への入り口は疾患→ 介護保険認定者全員921人の統計を元に疾患予防
地域の老人クラブ、婦人会などに飛び入り参加で介護保険の説明 |
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2月24日号 − 電話訪問 2003 −
<わが町の介護保険事業計画(4)> |
目指せ現役、一世紀
滋賀県米原町健康福祉課 上野高裕さん |
| 米原町:人口:12,548人 |
高齢化率:約23.07%(平成14年12月1日現在)
*1.2%増加(平成12年4月比較) |
認定率:13.4%(平成14年12月1日現在)
*4.5%増加(平成12年4月比較) |
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上野 高裕 さん |
| ○ |
これまでの3年間の事業について |
| 在宅サービスの利用が全国平均の2倍以上(厚生労働省給付分析ソフトによる) |
町の介護保険担当、在宅介護支援センター、保険センターのチームで地域をまわり、サービスの広報活動を行った。
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| ○ |
今後の量の見込みとその確保 |
| 平成14年1月、サービス利用者、高齢者等にアンケート調査実施 |
| 訪問介護、通所介護が伸びる見込み →在宅サービスをさらに拡充 |
施設は町単独でなく湖北地方共同で整備
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| ○ |
今後の保険料 |
| 現行 2,880円 ⇒ 3,190円(予定) |
サービスの伸びと、施設整備の予算を見込む
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| ○ |
一般住民で構成する介護保険運営協議会が事業計画作りに参加 |
| 介護保険をツールに地域作り、NPOを支援 → "地域力の創出" |
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2月17日号 − 電話訪問 2003 −
<わが町の介護保険事業計画(3)> |
老いてもいきいきとすこやかに暮らすために
埼玉県所沢市高齢者生きがい課 副主幹 鏡諭さん |
| 所沢市:人口:332,900人 |
高齢化率:約13.68%(平成14年12月末現在)
*2%増加(平成12年3月末比較) |
認定率:11.5%(平成14年9月現在)
*4%増加(平成12年4月比較) |
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鏡 諭 さん |
| ○ |
これまでの3年間の事業について |
| 措置時代の福祉水準を落とさずに移行出来た。 |
| 要介護認定はトラブルもなく定着 |
利用者のニーズに応えられるだけのサービス提供事業者の確保が出来た。
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| ○ |
今後の量の見込みとその確保 |
| 訪問介護、訪問入浴など在宅関係のサービスが平成17年には約2倍になると予測。 |
居宅支援事業者数もそれなりの増加を見込んでいる。
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| ○ |
今後の保険料 |
| 現行 2,909円 ⇒ 2,986円(予定) |
| 5段階の保険料設定 ⇒ 6段階を検討 |
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2月10日号 − 電話訪問 2003 −
<わが町の介護保険事業計画(2)> |
独自の港区版「介護保険白書」を作成、第二期介護保険事業計画を掲載!
東京都港区介護保険課 事業計画担当係長 伊藤忠彦さん |
| 港区:人口:164,171人 |
| 高齢化率:約18%(高齢化率の伸び率は毎年0.3%) |
| 要介護認定を受けている人:3,998人 |
| 認定率:13.1%(平成15年1月現在) |
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伊藤 忠彦 さん |
| ○ |
これまでの3年間の事業について |
港区は在宅介護が中心→介護保険の趣旨に添ったものだったが、医療系のサービスは不十分だった。
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| ○ |
地域保健福祉計画の策定とあわせて港区版「介護保険白書」をまとめ、サービスや施設が不足していること、経済状況に関係なくサービスを利用していない人に割高感があるなどの結果を公表。
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| ○ |
今後の保険料 |
6段階を設定し、第1、2段階の保険料を据え置き、試算では第3段階の保険料は3,350円(現在は3,050円)の見込み
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| ○ |
港区の特徴として長期在留の外国人が多く、この方面にも広報を行っていく予定 |
| (参考:65歳以上の長期在留の外国人:約500人) |
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2月3日号 − 電話訪問 2003 −
<わが町の介護保険事業計画(1)> |
調整されたニーズではなく、隠れたニーズを掘り起こして行くことが大切
仙台市介護保険課 主幹 南方順一郎さん |
| 仙台市:人口:1,005,363人 |
| 高齢化率:14.4%(高齢化率の伸び率は毎年0.5ポイント) |
| 要介護認定を受けている人:20,971人(第1、2号被保険者合計) |
| 認定率:14.1%(認定者の伸び率は2%)(平成14年12月現在) |
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南方 順一郎 さん |
| ○ |
これまでの3年間の事業についてはおおむね適正だったと評価
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| ○ |
ニーズを把握するために「要介護者等実態調査」はじめとする各種実態調査を実施
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| ○ |
今後の保険料 |
今後3年間の保険給付費は過去3年間に比べて27.6%の伸びを見込む 保険料は、月額平均3,400円台前半の見込み(これまでは月額平均2,863円)
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| ○ |
事業計画策定にあたり、市民代表、学識経験者たちを中心にした「仙台市介護保険運営委員会」を設置 |
また、ホームページや各種冊子、「市政出前講座」などで事業説明を実施している
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| ○ |
特にPRしたい点 |
| ・特養、老人保健施設の増床 |
| ・介護支援専門員のレベルアップのための支援 |
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