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電話訪問
ケアマネジャーを考える

介護保険制度は来年4月から4年目を迎え、併せて介護報酬の見直しも行われる。21世紀の高齢社会を支えるシステムとして海外からも大きな評価をされている一方で抱える課題も多い。介護保険の要と言われ、サービスの組み立てを任されているのがケアマネジャーと呼ばれる介護支援専門員。彼らが策定するケアプランの内容が利用者の生活の質のQOLに大きく係わる。  利用者側からは「月に一度の訪問が電話で済ませれられている」「事業者本位のケアプランになっている」等ケアマネジャーの質を問う声が聞かれる一方でケアマネジャーサイドからは「煩雑な業務」「長時間労働」「報酬単価が低い」故に本来のケアマネジメントに十分な力が発揮出来ないという嘆きの声も聞かれる。  関係者のインタビューを5回シリーズで紹介する 。


12月24日号 − 電話訪問 2002 −
<ケアマネジャーを考える(5)>
12月1日(日)に日本ケアマネジメント学会の第1回研究大会が立教大学武蔵野新座キャンパスで開催された。
ケアマネジャーは今現場でどんな課題を抱えているか・・・ 株式会社 ジャパンケアサービス 浦谷馨さんの報告を紹介する。
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株式会社 ジャパンケアサービス: 訪問介護サービス提供事業所
介護保険がスタートする前から24時間巡回型サービスを実践してきている。
浦谷 馨 さん
ジャパンケアサービス
浦谷 馨 さん

また、日本医科大学教授の竹内孝仁さん、東京大学教授の上野千鶴子さん、そして龍谷大学教授の池田省三さんから「ケアマネジメントはどうあるべきか」提言が出された。
リアルプレイヤーで聴く ウインドウズメディアプレイヤーで聴く 音声の楽しみ方 日本ケアマネジメント学会 第1回研究大会 ディスカッションの模様
日本ケアマネジメント学会 第1回研究大会
ディスカッションの模様
日本医科大学教授 竹内孝仁さん
日本医科大学教授
竹内孝仁さん
東京大学教授 上野千鶴子さん
東京大学教授
上野千鶴子さん
龍谷大学教授 池田省三さん
龍谷大学教授
池田省三さん


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12月16日号 − 電話訪問 2002 −
<ケアマネジャーを考える(4)>
平成14年12月1日、立教大学武蔵野新座キャンパスで、日本ケアマネジメント学会第1回研究大会が開催された。
大正大学教授で日本ケアマネジメント学会の副理事長をされている橋本泰子さんに、この2年半のケアマネジャーの活動について村田幸子編集長がお話を伺った。
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日本ケアマネジメント学会
東京都新宿区,電話:03-5919-2245
日本ケアマネジメント学会 副理事長 橋本 泰子 さん
日本ケアマネジメント学会 
副理事長 橋本 泰子 さん
介護保険が順調に機能できたのは介護支援専門員が制度として位置づけられたことが大きい。

本当の意味で利用者の立場に立って、ケアプランをマネジメントできているケアマネジャーが少ない。
  • ケアマネジャーの報酬が低いため、専従となることができずに、専門能力を高める時間がない。
  • サービス開始時に大量動員したために、適正が無い人たちもケアマネジャーとならざるを得なかった。

本来のケアマネジメントに集中できる環境整備と相応の報酬が必要。

意識の向上と地位の確立めざして、学会による認定ケアマネジャー制度の導入を検討している。



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12月9日号 − 電話訪問 2002 −
<ケアマネジャーを考える(3)>
シリーズ3回目は滋賀県でケアマネジャーだけの事務所、NPO法人「ゆうらいふ」の所長をされている山田登喜子さんに村田幸子編集長がお話を伺った。
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NPO法人 居宅介護支援事務所「ゆうらいふ」
滋賀県守山市、所属ケアマネジャーは4人
電話:077−585−4070
居宅介護支援事務所「ゆうらいふ」所長 山田 登喜子 さん
居宅介護支援事務所「ゆうらいふ」
所長 山田 登喜子 さん
相談窓口の一本化を目指した総合的なケアマネジメントを展開中。

「社会サービス情報チェック票」作戦
利用者に必要なサービス情報をきちんと提供したかどうかを毎回チェック。

「シール」作戦
ゆうらいふの電話番号を書いたシールを家の中の目につくところに貼って貰い、困り事や苦情などなんども気軽に電話で相談して貰う。

福祉8法をはじめ生活に関するあらゆる法律に熟知することがケアマネージャーの条件。


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12月2日号 − 電話訪問 2002 −
<ケアマネジャーを考える(2)>
現場のケアマネージャーたちは、制度をどのように受け止めているのか?
東京都立川市の福祉法人在宅介護支援センターにんじんの会・所長をされている立石由紀子さんに村田幸子編集長がお話を伺った。
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福祉法人 在宅介護支援センターにんじんの会
東京都立川市
電話:042−540−2031
在宅介護支援センターにんじんの会 所長 立石 由紀子 さん
在宅介護支援センターにんじんの会
所長 立石 由紀子 さん
〜ケアマネージャーは土着の仕事〜
ケアマネージャーとしての現状は
担当している利用者は50人弱。個々の状況が異なるので数字では計れない。
今一番の悩みは?
在宅での介護がどうしても限界になったときに、緊急的に施設に入ることが難しい。

よいケアマネージャーとは?
利用者本位だが、あくまでも利用者が主体であること。ケアマネージャーは人生の伴走者。
もっともっとケアマネージャーを利用して欲しい。

「ケアマネージャーはサービス提供事業所から独立すべきだ」と言う考えについて。
報酬面で考えて、事業所・行政からで独立して運営することができるのであればよいと思う。ただ、ケアマネージャーとしての公平さ・良識を保つことができれば、立場はどうあってもいいのでは…。

ケアをマネージメントすることが仕事として認められたことは大きい。これから その評価をあげていくことが大切。


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11月25日号 − 電話訪問 2002 −
<ケアマネジャーを考える(1)>
2001〜02年の冬、埼玉県では1000人の介護保険のサービス利用者を対象に聞き取り調査が実施された。そこから浮かび上がったサービス、ケアマネージャーの実態とは?・・・
調査を行った「さいたまNPOセンター」事務局をされている若尾明子さんに村田幸子編集長がお話を伺った。
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「特定非営利活動法人さいたまNPOセンター」:
埼玉県内の市民活動間のネットワーク、情報の収集・提供、活動交流や学習の機会の提供など、相互支援を積極的に行い、地域における社会的な基盤の整備を行うための組織として「埼玉NPO連絡会」(1997〜2001)の世話人を中心に1999年設立。
さいたまNPOセンター 若尾 明子 さん
さいたまNPOセンター 若尾 明子 さん
「埼玉介護保険市民調査」(埼玉県介護対策課委託事業)
  介護保険利用者の実態調査(2001.10〜2002.31実施)
調査対象:1000人−・人口比に応じ市町村が介護保険利用者から無作為に抽出
調査人:400人−・さいたま介護保険サポーターズクラブ研修講座,1000人の受講生から募集・選出

ケマネージャーに満足・・・8〜9割!??
 −実状は利用者及びケアマネージャー相互の認識不足
問題山積・・所属事業者のサービスしか紹介しない,連絡がない,訪問調査など全くないケースも

 
相談の窓口ができた意義は大きい、ケアマネージャーが活躍できる環境作りを
事業所からの独立及び情報を共有できるネットワークが必要
地域における社会資源の情報の把握及び提供を!

 
さいたまNPOセンター ホームページ: http://www.sa-npo.org/


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