料理研究家 城戸崎 愛さん
城戸崎 愛様
この夏も多くの人が温泉に出かけたことてしょう。私も旅行する時は、温泉があるかどうかということを一つの基準にするくらい、温泉好きです。その温泉が、実は入浴剤だったとか水道水を沸かしていたということが明るみに出て、キャンセルが相次いでいるようですね。「エ−ッ、天然温泉じゃなかったの。騙されたわ」という声がありますが、確かに効能を期待する面もありますが、私はむしろ「天然温泉のごとく見せかけウソをうついていた」という経営者、業界のモラルに腹がたちます。勿論「この温泉は胃腸にいいんですって」とか「皮膚病にきくそうよ」という会話はしますが、その実、効能をそれほど期待しているわけではなく、というよりわずか2〜3日でその効能があるとも思えないと分かっていて、それでも家の風呂とは違うゆったりとした空間、家族や親しい友とののんびりしたくつろぎ等で癒やされるのが楽しく、そこに「〜に効く」というプラスアルフアが加わって、非日常を満喫するのではないでしょうか。天然温泉としての泉質や効能を今後きちんと情報開示すべきと思いますが、何より大事なのは、ごまかさない、ウソをつかない、という誠実な経営者の姿勢が見えることではないでしょうか。ナンテことを思いつつ、この夏も明日から温泉に出かけてきます。
それにしてもこの夏の夜は刺激的ですねえ。深夜のオリンピックナマ放送はななかなか見ることは出来ず、もっぱらVTR観戦ですが、結果が分かっていてもその経過には胸が痛くなります。もうしばらくハラハラドキドキと楽しませてもらいましょう。
村田幸子 2004年8月18日
村田 幸子様。
劇的に猛暑の夏 老体を持て余してます。
昨日夜遅く 軽井沢から、帰宅しました。先回の滞在の時は 猿に悩まされたのですが、今回は 静かでした。約束を見事に忘れた原稿を 必死に書く事に 専念して、やつと、仕上げて、ぎりぎり、間に合つたので、ほつと している ところです。
今迄、原稿締め切りを忘れた事なんて、皆無でしたのに、いよいよ来たかな?背中が寒くなりました。 森林浴で涼しくて、お陰で 顔色は上々、足の浮腫みすくなく、唇も色よく、都会の酸素との、差を痛感してます。
温泉のこと、悲しいですね。先日、お友達と箱根に行き、宮下ホテルに二泊してきました。私にとつては、感傷旅行でもあり、五十年ぶりに「新婚旅行で行きました」懐かしいでした。 殆ど何も変つていなかつた。サービスも気持ちよく、朝食もヨーロツパスタイル で心和みました。 お年寄りにはお気に入りだと思います。
部屋のバスも 温泉で ゆつたりして、本当の休養が出来ました。朝食も一時間半位かけて、優雅。仕事がらみだと、早食い?の傾向、そうじゃなくても、気ぜわしい日々、
兎角、日本人は何事も焦り気味なんだと痛感しました。。心の、。生活に、ゆとりが欲しいものですね。私自身も貧乏性なのか、余り落ち着きすぎると、不安になるので、、、、この年になつても、と時々かなしくなります。
八月十日には 鎌倉の花火に行き、海上花火を満喫してきました。夜空に大輪の花 海面に反映する花火 若者の中にまぎれこんで、疲れましたが「今年も観られてよかつた」とお友達と一夜を過ごしてきました。お友達の家には 泊まらず 駅前のビジネスホテルで 疲れをながして 次の朝帰京するのです。毎年の行事なのです。
花火を愛用のカメラで撮り傑作が取れました。得意になつて、皆に配つたりして、自己満足の 押し付けがましい自分に苦笑してます。こんな生活で、暑い夏をすごしてます。貴女もどうぞ、お気をつけてね。
城戸崎 愛 2004年8月18日
