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往復書簡

料理研究家 城戸崎 愛さん

城戸崎 愛様

「ほれる」と「惚ける」は同じ字だから、人に惚れる人は惚けないのですか。なるほど、気に入りました。でも私、先生みたいに「惚れる」人がいないのです。先生がキムタクの追っかけということは知る人ぞ知るで、結構有名ですが、一体何時から、どういうきっかけなんですか。何かのテレビで、キムタクが出ている番組を、自分の家のテレビでカメラに納めているという先生の話を聞いて、大笑いしてしまいました。すごい惚れよう。でも今日本ではキムタクどころか「ヨンサマ」でしょうねえ。
私って小さい頃から誰かにのめり込んだということがないんですよね。同級生をみていると、宝塚とかプレスリ−とかビ−トルズなど、それなりに盛り上がっていましたが、私はすべてそこそこ。これから誰か出てくるのでしょうか。中年過ぎてののめり込みは恐ろしいといいますが。
ところで台風10号の影響で四国を中心に大きな被害が出たのですね。それに比べて東京はカラカラの天気。毎日降水確率をみては、ああ、今日も降らないのかと思っています。降水確率というのは、例えば東京で20%だとしたら、20%の地域で雨が降るということなんですってね。だから自分の所に雨が降ったら、ああここは20%の地域に入ったんだと思えばいいんですって。気象予報士が放送で言っていました。「折りたたみ傘」を持っていけだの「布団を干したらいいでしょう」など、ご親切過ぎる解説もあって苦笑してしまいます。まあご愛嬌でしょうか。各局とも個性豊かな人達が出ていて、気象への関心を高めたことは確かですね。仕事としても人気のある職種となりました。今頃はどこか避暑にお出かけでしょうか。私は暑さに後押しされてプ−ル通いに精を出しています。ではまた。

村田幸子 2004年8月2日

村田 幸子様。

お暑いですね。何故か 今年の夏は仕事で追われての日々です。お蔭様で。カレンダー 正月料理 講演など、そして、残念な事は、毎年ある筈のSMAPのLIVEがまだ予告もないので、、、心配してます。 昨年は もう七月から、始まり、札幌、飛田給横浜と三度も 老体に鞭打つて、若者の中に入り込んで 張り切つてました。
 お尋ねの「木村拓哉に夢中」の件 何時から?神戸の子供殺害事件、の時、テレビをみるのが悲しくなり、部屋に入り 料理の本をスクラツプしようとしてしていたら、キムタクの写真に惹かれて 気が変わり 集めだしたのが事の始まりでした。 編集者の人達から、写真を頂いたり はまり込みました。彼の人間的なものに哲学に 私なりに 感じたりして「勝手かな」今に至つているのです。

先月の末に、軽井沢に行つてきました。朝夕は本当に涼しくほつとしました。
 でも、驚きました。 部屋でソファーにぼんやり休んでいたら、何か気配を感じて振り返ると、 一メートルぐらいのボス猿がいるのではありませんか、、そして牙をむいてかかつてきたのです。 大声をだしても 目があつてるので 敵は強気で 、、キツチンに飛び込み 甥がスリツパを投げてやつと悠々と出てゆく始末。五分くらい立つと 今度は 小猿がぞろぞろ 落葉松の木の枝から枝え飛び交う、いやはや 環境問題も此処にも影響がでてきたようです。 何とかしなくては 、、、、近況報告は ですね、、、、、九月十五日の 「徹子の部屋」に恥ずかしいですが出演します。 収録は終わりました。「老い」の話です。この頃はどーも この手の依頼が多いのです。仕方ないですかね。では亦。 お暑さに負けず お過ごし下さい。

城戸崎 愛 2004年8月3日

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