介護職が抱える現実的な問題

 

高齢化社会が進み、介護という仕事の重要性が昔より増しています。
研究では、今後20年は成長が確実視されている産業であり、様々な企業が介入しようとしている業界です。

 

しかし、介護の仕事は、その重要性とは裏腹に労働者に対して非常に厳しい業界として周知されています。

現実的な問題として、まず労働に対する賃金の低さがあります。

 

手取りで13万も残れば良い方で、総支給額として見れば20も届かないのは当たり前です。

場合によっては介護の仕事だけではちょっと食べていくのが難しいというレベルの賃金も存在しています。

 

次に、責任の重大さです。

介護の仕事は、高齢者を相手にする仕事ですから、何が起こるかわかりません。

 

介護が必要な老人というのは得てして横柄であったり予期しない行動を起こしたりして、精神的疲労が溜まります。
肉体的にも介助が必要になりますから、肉体的疲労も溜まるでしょう。

 

どれだけ献身的に仕事をしても、何か問題が起きた場合その責任をとらなければならないことも起こるかもしれません。

賃金・労働・責任のバランスがしっかり取れているかと言われれば疑問視せざるを得ません。

 

それでも介護職を志すというのであれば、まずは介護職員初任者研修の資格を取ることが必要です。

これは旧ホームヘルパー2級にあたる資格で、この資格を持つことで食事や入浴、トイレや外出時の介助などを行うことが可能になります。

 

この資格を持っていないと、衣服の整理、調理、掃除、洗濯といった生活援助しか行えないので、採用されることはまず無いでしょう。

 

今後はわかりませんが、現在の介護職はよほどの熱意が無い限りは働く賃金的なメリットは殆どありません。
本当に続けられるのかどうか、しっかりと自分を再確認して仕事を選ぶようにしましょう。

新規コメントの書き込み