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電話訪問
福祉教育の今 教育現場での取り組み

電話訪問ではこの1年間、全国各地の教育現場ではいま「子ども達に福祉の何をどのように伝えようとしているのか」を紹介していく。


9月6日号 − 電話訪問 2004 −
<福祉教育のいま(9)>
30年続く聾学校との交流教育〜一関市立市野々小学校〜
障害のある人もない人も同じように社会生活ができる“ノーマライゼーション”。
岩手県一関市の市野々小学校では30年も前からノーマライゼーション社会の実現を目指して聾学校との交流教育を続けている。
市野々小学校 砂金良昭先生に村田幸子編集長がお話を伺った。

交流遠足、給食バイキングの様子
交流遠足、給食バイキングの様子
砂金 良昭 先生
砂金 良昭 先生

リアルプレイヤーで聴く ウインドウズメディアプレイヤーで聴く 音声の楽しみ方

  • 一関市:人口 6万2千人 現在市町村合併の検討中
  • 市野々小学校:明治5年設立 全校児童44名
  • 一関聾学校: 野々小学校から約8キロ(スクールバスを利用しての交流)
  • 年間6〜7回くらいの交流を季節を通じて行う
      ゲームをしたりいっしょに給食を食べる
      毎年2年生が聾学校訪問(授業や施設の見学)
      水泳授業交流
      校内マラソン大会への参加
      交流遠足(ウォークラリー、創作活動)
      交流発表会 など
  • 子ども同士は自然にコミュニケーションをとっている


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8月23日号 − 電話訪問 2004 −
<福祉教育のいま(8)>
親子ペア福祉体験学習〜神戸市東落合小学校〜
神戸市立東落合小学校では平成10年度から、アイマスクや車椅子の体験やお年寄りとのふれあい体験など、親子一緒に参加してもらう「親子ペア福祉体験学習」に取り組んでいる。
神戸市立東落合小学校 長谷川淳也先生に村田幸子編集長がお話を伺った。

アイマスク、車椅子体験
アイマスク、車椅子体験
長谷川 淳也 先生
長谷川 淳也 先生

リアルプレイヤーで聴く ウインドウズメディアプレイヤーで聴く 音声の楽しみ方
  • 阪神淡路大震災以来、ボランティアに対して市民意識が高まってきている。
  • 親子、地域でのボランティア活動
  • アイマスク、車椅子体験
  • 地域の高齢者の方とのふれあい(ものづくりなど)


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7月26日号 − 電話訪問 2004 −
<福祉教育のいま(7)>
夏休み・福祉ちょっと体験スクール〜大阪市社会福祉協議会〜
大阪市社会福祉協議会では、市内の小学校3年生から中学3年生までを対象に夏休み期間中に社会福祉施設に出かけてお年寄りや障害者と一緒に過ごし、自分自身の世界を広げてもらう「福祉体験活動」を展開している。
今年12回目を迎える「福祉ちょっと体験スクール」について大阪市ボランティア情報センター 松本美貴子さんに村田幸子編集長がお話を伺った。

福祉ちょっと体験スクール
福祉ちょっと体験スクール
松本 美貴子さん
松本 美貴子さん

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  • 参加児童数 678人、受け入れ施設数 110ヶ所
  • ボランティアをするために施設に行くのではなく、施設側が福祉教育の一環として子ども達を受け入れている
  • 福祉ちょっと体験スクールのOB組には→「実感ボランティア・夏場所」
     今年の参加者 557人
  • 8月4日(水)〜6日(金)まで2泊3日のキャンプ(宿泊)プログラムを大阪市立信夫山青少年活動センターで開催


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7月12日号 − 電話訪問 2004 −
<福祉教育のいま(6)>
障害のある方と大阪の街に出よう〜和歌山県耐久中学校〜
和歌山県広川町耐久中学校では2年生の総合的な学習時間の取り組みの中で「障害者と一緒に大阪の街を歩き、障害者を取り巻く環境や共に生きる為に何か必要か」を学ぶ活動を昨年行った。
広川町耐久中学校 五島栄次先生に村田幸子編集長がお話を伺った。

グループに分かれ、大阪の街を障害者の方々と行動
グループに分かれ、大阪の街を障害者の方々と行動
五島 栄次 先生
五島 栄次 先生

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「障害のある方と街に出よう!in 大阪」
 <開催日>    2003年10月16日(木)
 <参加者>    耐久中学2年生76人(14グループ)と大阪在住の障害者18人
 <行き先>    天王寺動物園、道頓堀、難波周辺、鶴見緑地など
 <学習テーマ> 1 大阪市内のバリアフリーの実態
            2 心のバリアフリーについて
            3 大都市での交通機関の利用
 <事前の取り組み>盲導犬や車イス体験や障害者との交流、大阪の街のリサーチなど約9時間かけ事前学習を行った。


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6月28日号 − 電話訪問 2004 −
<福祉教育のいま(5)>
愛媛県関前村岡村小学校では、4年前よりお年寄りの自分史を作るお手伝いを行っている。高齢者にとっては「自分の生きてきた時代と地域を見つめ直す」きっかけに、子ども達は高齢者に取材する事で「地域の歴史や人々の暮らしを学ぶ」一石二鳥の活動になっているという。
関前村岡村小学校 井村恭子先生に村田幸子編集長がお話を伺った。

(左)お年寄りから聞き取り (右)できあがった「自分史」
(左)お年寄りから聞き取り (右)できあがった「自分史」
井村 恭子 先生
井村 恭子 先生

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  • 関前村:愛媛県と広島県の間、芸予諸島の3島からなる
        人口800人の半分以上が高齢者、岡村小学校の生徒は18人
  <「自分史」作成>
    1年から6年までの縦割りで班分け、役割分担
    高齢者宅を訪問、3回かけて取材(3回)
    編集(読みやすく、写真、表など工夫して)
    お年寄りを招待して発表会、贈呈 
  • 平成15年度までに20人程の「自分史」が完成、
     その後も子ども達とお年寄り達の交流は続いている。

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6月14日号 − 電話訪問 2004 −
<福祉教育のいま(4)>
福祉文集にお年寄りとの心のふれあいを記録 〜岩手県衣川小学校〜
過疎化と高齢化問題を抱える岩手県衣川村では「村民が健康に暮らせる村づくり」が今一番のテーマ。その流れを受けて衣川小学校では10年以上も前から村内唯一の特別養護老人ホーム「羽衣荘」のお年寄りと全校児童との心のふれあい活動が続けられている。そのふれあいが福祉文集に貴重な記録として収められている。
岩手県衣川小学校 吉田亜貴代先生に村田幸子編集長がお話を伺った。

羽衣荘を訪問
羽衣荘を訪問
吉田 亜貴代 先生
吉田 亜貴代 先生

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  • 岩手県衣川村 人口5200人余り、高齢化率28.3%
     高齢者(65才以上)1477人、衣川小学校児童数119人
  • 羽衣荘のお年寄りとのふれあい活動(平成15年度)
     6月 3年生が訪問 歌などで交流をはかる
     7月 1年生が訪問 七夕の飾り付けをする
     9月 2年生が訪問 おしゃべり等をして楽しいひとときを過ごす
     10月 5年生が訪問 おしゃべり等をして楽しいひとときを過ごす
     11月 4年生が訪問 劇発表を行う
         6年生が訪問 おしゃべり等をして楽しいひとときを過ごす
     2月 1年生が訪問 ひな祭りの飾り付けを行う
  • その他一人暮しのお年寄りに暑中見舞いや年賀状を出したり、運動会や学習発表会に招待するなどの活動を展開
  • 学年末に全校児童が、1年間の活動や福祉について考えた事を作文にまとめる。
    福祉文集「あたたかな心」は14冊にもなっている。

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5月31日号 − 電話訪問 2004 −
<福祉教育のいま(3)>
小学生が企画運営する高齢者ふれあいサロン〜岡山県清音村小学校〜
岡山県清音村小学校では5年生の児童達が「高齢者ふれあいサロン」を定期的に企画・運営、地域福祉力の戦力となっている。
名刺交換会、小学校探索、ゲーム、マッサージ、演奏会など豊富なメニューは全て児童達のアイディア。
清音小学校 三村寿美先生に村田幸子編集長がお話を伺った。

お年寄りと演奏
お年寄りと演奏
三村 寿美 先生
三村 寿美 先生

リアルプレイヤーで聴く ウインドウズメディアプレイヤーで聴く 音声の楽しみ方

  • 清音村:倉敷市に隣接する農村、人口6千人、高齢化率19.8%
     地域ボランティアが運営する高齢者のための「ふれあいサロン」が村内14ヶ所にある
<清音小学校ふれあいサロン>小学校5年「総合的な学習」70時間を使用
 (社協、地域ボランティアがサポート)
  • 企画:3年生時の高齢者との交流体験や施設職員の話などから問題を把握
  • 準備、実施:3つのグループに分け、開催時期・場所を変える
     → 他グループを参考、互いにアドバイスし合う
  • 反省会、4年生への引継ぎ → 地域福祉に対する意識と活動の継続

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5月10日号 − 電話訪問 2004 −
<福祉教育のいま(2)>
ボランティアマインドを育てる〜金沢市味噌蔵町小学校〜
石川県金沢市味噌蔵町小学校では総合的な学習時間で「ボランティアマインドの育成」に取り組んでいる。1年間を通じて3年生は“保育園児との交流”、4年生は“養護学校生徒との交流”、6年生は“高齢者との交流”という具合に学年別にテーマを設けて展開している。校長先生の北島 昭麿 さんに村田幸子編集長がお話を伺った。

茶道体験(上)、和菓子作り体験(下)
茶道体験(上)、和菓子作り体験(下)
北島 昭麿 さん
北島 昭麿 さん

リアルプレイヤーで聴く ウインドウズメディアプレイヤーで聴く 音声の楽しみ方

  • 味噌蔵町小学校の教育方針「ふれあいとふるさとを大切にして」
  • ボランティアマインドの育成、3年生の場合 和菓子づくり体験、茶道体験を生かして保育園や高齢者の施設を訪問、お茶を立て、自分たちで作った和菓子を振る舞って一緒に楽しいひとときを過ごす。
  • その他、子どもたちが総合的な学習時間とは別に自発的に「つくしの会」をつくり、独り暮らしのお年寄りに誕生日カードを送って、バザーや赤い羽根募金活動を手伝ったりなど様々なボランティア活動を展開。

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4月26日号 − 電話訪問 2004 −
<福祉教育のいま(1)>
第1回目は昭和52年から「福祉協力指定校」制度を設けるなど長年にわたって教育現場のサポートを行ってきている全国社会福祉協議会の取り組みを紹介。全国社会福祉協議会・全国ボランティア活動振興センター所長 斉藤 貞夫 さんに村田幸子編集長がお話を伺った。

村田 幸子 編集長
村田 幸子 編集長
リアルプレイヤーで聴く ウインドウズメディアプレイヤーで聴く 音声の楽しみ方 斉藤 貞夫 さん
斉藤 貞夫 さん

  • 全社協の「福祉協力指定校」−昭和52年スタート時は全国154校。現在では1万5千校を越す。
  • 全社協の役割−各市町村の社協における福祉教育活動の後方支援
  • 小平市第二小学校−空き教室を利用した「高齢者交流室」(ディサービス)
  • 今後の展開−学校、家庭、地域が連携した「地域力の復活」

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